登録販売者の入会希望の先生

ここでは登録販売者の先生が伝統漢方研究会で漢方を学ぶにあたっての疑問点や漢方を学ぶ上での伝統漢方研究会の勉強のやり方や特徴などについて書いてみたいと思います。

薬剤師でなく登録販売者でも漢方薬の勉強はついてゆけますか?

はい、伝統漢方研究会には昔でいう薬種商の先生がたくさんおられますし、一生懸命勉強されて活躍されている先生もたくさんおられます。
ただし、勉強会にちゃんと出席する必要はありますし、復習はとても大事になってきます。

伝統漢方研究会で漢方を身につけるにはどれくらいかかりますか?

大よそですが、伝統漢方研究会ののカリキュラム(テキストレベル1・レベル2、THE古方)が一通り終わるのに約3年かかります。

漢方を勉強して3年以上たたないと漢方治療は無理ですか?

そんなことはないです。勉強した範囲の中から絞って(例えば膝痛など)それに対して宣伝して、その患者さんを中心に見てゆけばできますし、多くの先生方もそのような形から始めています。

勉強していてわからないことが出てきたらどうすればいいですか?

伝統漢方研究会には伝漢研フォーラムという掲示板があり、わからないことを質問できるチャットの様なものが存在します。日常で疑問に感じることはそこで質問できます。
恐らく学術委員が中心となって質問に答えてくれると思います。
実技や少し込み入った内容に関しては、月に1回の勉強会に出席したときに、キャリアのある先生に質問されるとわかることであれば答えてくれると思います。

もっと短期間に身につける方法はないですか?

他の地区の勉強会にも参加されるともっと早く身につけることができます。
それぞれの地区はカリキュラムそのものはほぼ一緒ですが、同じ月でも同じ内容の講義ではないことの方が多いです。そのため、3つの地区の勉強会に参加すればそれだけ早く身につけることができます。

薬剤師なら漢方の煎じ薬に加味加減とかできると思いますが、登録販売者の場合はどうなんですか?

現在の法律では薬剤師も加味加減はできません。
そのため、加味加減の代わりにその漢方薬の働きを補助するようなものを漢方薬に合わせて服用していただくことで、加味加減と同様の効果を持たせられるよう考えています。そのような加味加減の代用となるようなものが伝統漢方研究会にはあります。多くの先生方はそれを使っています。