関東伝漢研の基本方針

関東伝漢研ではより実践的な伝統漢方の技術習得に力を入れています。
糸練功による感覚的な方剤検索方法、問診による処方の絞り込み、問診から処方を絞ってゆくためには、各疾患症状の漢方的視点から見た病態の理解が必要になりますし、その病態プラス個々の患者の体質と相まって処方が決まってゆきます。
これ等の過程を理解してゆくためには漢方の基礎理論の理解と方剤の知識、生薬の知識などが同時に必要になります。
それらの知識をつなげる様な、より実践的な内容も必要になります。
関東伝漢研では午前中10:00~17:00までの講義を継続的に受けてゆくことによってそれらの知識及び実践力が総合的に伸びてゆくようにカリキュラムを組んでいます。

関東伝漢研会員としての心構え

また伝漢研はメーカーによる会ではなく、自主的に運営を行っている会であるため、毎月の勉強を行うに当たって当日の司会、懇親会のコーディネート、講義の講師などは当番制で行っています。
あくまで自主的に参加し、学ぶ姿勢が求められます。

勉強会の参加について

勉強会の参加は特別の事情が無い限り、年10回のうちの8回以上の参加が必須です。

懇親会について

懇親会は義務ではないですが、特別な事情が無い限り、できるだけ参加していただきたいと思います。この場が会員同士の親睦を深める場所であると同時に漢方を含め情報交換の場となっているのです。

全国大会の参加義務

毎年11月に行われる全国大会への参加は伝統漢方研究会会員の必須義務です。
特別な理由が無ければ必ず参加することが義務付けられています。

論文の提出義務

学術論文もしくは症例報告など1年に1回8月に論文を提出することが義務付けられています。

研修旅行への推奨

1年or2年に一度国内もしくは海外(主に中国)に行き、より実践的な漢方知識のレベルアップをめざし、行われます。できるだけ参加されることをお勧めします。