関西伝漢研の基本方針

関西伝漢研では、漢方の基本理論である問診、漢方処方とそれを構成する薬味を中心に勉強しています。
処方と薬味の理解が深まることにより、各処方の方向性や関連性がわかり、処方ごとの使いどころが理解できます。
同時に、問診で得る情報と、処方とを関連づけることにより、的確な漢方処方を選定する力をつけます。
これを用い各疾患に対して、どう立ち向かっていくのか実践を交えて症例検討をしていきます。
これまで名人芸と言われてきた「漢方の技」をできるだけ多くの会員が、理論的にわかりやすく理解し習得できるように勉強しています。
そして関西伝漢研はみんなで助け合い、議論し合い、疾患に対しての改善率を上げる努力を行っています。

関西伝漢研会員としての心構え

伝漢研はメーカー主催の会ではありませんので、自らすすんで勉強をする会になります。自主的な運営になりますので、毎月の勉強を行うに当たって当日の司会、懇親会のコーディネート、講義の講師などは当番制で行いますので、会員としての調和と協調性が必要です。

勉強会の参加について

勉強会の参加は特別の事情が無い限り参加が必要です。

懇親会について

懇親会は義務ではないですができるだけ参加していただきたいと思います。この場が会員同士の親睦を深める場所であると同時に漢方を含め情報交換の場となっているのです。

全国大会の参加義務

毎年11月に行われる全国大会への参加は伝統漢方研究会会員の必須義務です。
特別な理由が無ければ必ず参加することが義務付けられています。

論文の提出義務

学術論文もしくは症例報告など1年に1回8月に論文を提出することが義務付けられています。

研修旅行への推奨

1年or2年に一度国内もしくは海外(主に中国)に行き、生薬市場などを見学し本物を見分ける目を養うなど、より実践的な漢方知識のレベルアップをめざします。できるだけ参加されることをお勧めします。